キャットボンドによる災害リスクファイナンス
大規模災害リスクに備える企業のための新たな選択肢
キャットボンドとは
地震や台風などの大規模自然災害リスクをSPV(特別目的会社)を通じて証券化し、安全性の高い資産を担保として災害リスクを海外に移転します。
なぜ企業に必要なのか
南海トラフ地震の被害想定は292兆円。直接被害だけでなく、サプライチェーン寸断や経済環境悪化など波及的被害も甚大です。保険ではカバーしきれないリスクへの事前対策が求められています。
企業にとってのメリット
損害査定不要・資金使途自由・3か月以内の迅速な支払い。150億〜1,000億円相当規模の大規模手配が可能で、借入れに頼らない事前の災害対策として注目されています。
なぜ今、企業に災害リスクファイナンスが必要なのか
切迫する大規模災害リスクと、企業の事前対策の重要性
292兆円
南海トラフ地震の被害想定
2025年に公表された被害想定額。直接被害約224.9兆円に加え、生産・サービスの低下により最大45.4兆円の被害が推計されています。東日本大震災の直接被害(16.9兆円)の13倍超の規模です。
533億ドル
キャットボンド市場残高(2025年12月末)
キャットボンド市場は年率約10%で成長を続けています。1997年以降の累積発行額は1,777億ドル。企業にとっても信頼性のある大規模なリスク移転市場が拡大しています。
3か月以内
パラメトリック型の支払いスピード
パラメトリック型のキャットボンドの場合、災害観測データに基づき支払いが判定され、原則3か月以内に指定口座へ入金。損害査定が不要なため、発災後の迅速な資金確保を実現します。
キャットボンド市場を通じたリスク分散
市場へのリスクの移転と投資を組み合わせることで、リスクの分散を実現
リスクの移転
国内の地震リスクをはじめとする災害リスクを切り出し、キャットボンドとして資本市場の投資家に移転します。
海外リスクへの投資
キャットボンド市場には世界中の多様な災害リスクが存在します。日本以外の分散されたリスクに投資することで、投資リターンを得ることができます。
コストとリターンの相殺
リスク移転のコストを、キャットボンド投資から得られるリターンで相殺。実質的なリスク管理コストを大幅に低減することができます。
リスクの分散
"リスク移転"や"リスク保有"という選択肢だけでなく、国内リスクを海外の分散されたリスクに置き換える"リスク分散"によって不確実性を低減します。
私たちの強み
日本のキャットボンド市場を開拓してきた専門性とグローバルネットワーク
日本向けキャットボンドの圧倒的な実績
当社の代表は、日本向けに発行された多くのキャットボンドの組成を主導。日本の災害リスクに精通した専門家がアドバイザリーサービスを提供します。
ワンストップでキャットボンド活用に必要なサービスを提供
大手国際再保険ブローカーHowdenが33.4%を出資。国内金融機関とも連携し、グローバルな投資家ネットワークとマーケットアクセス、国内に根差したサービスにより、最適なソリューションをワンストップで提供します。
革新的なリスク管理の方法を提供します
企業のニーズに沿ったキャットボンドをデザインし海外へのリスク移転を支援します。また、キャットボンド市場を活用した災害リスク分散という新たな選択肢を提供します。